◆イブキ(一級建築士事務所)
無料住宅相談会を原則として毎月第2日曜日に開催しております。住宅協会(商工会の下部組織)の会員として参加しています。また、それ以外でも多くの方から相談を受けました。 その中から、相談者に差し支えない範囲内で、紹介したいと思います。参考にして頂ければ幸いです。
建築相談一部紹介
@:安八町H様 昭和48年新築の木造住宅の増築 |
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問題点 | 市街化調整区域内・農業従事者証明取得無し・建築確認申請・開発許可申請ともに取得無し |
結果 | 相談を受けたその場で99%不可能と解答。しかし、1%の望みに期待し調査の結果、大変幸運なことに、都市計画法第43条第1項の許可を取得し、建築確認申請へと進むことができ増築ができました。 《 取得要因 》 ・基準時(昭和46年4月1日 線引き制度開始日)の1日前、3月31日付けの農地転用許可書が取得してあったこと ・基準時前の航空写真により、造成済みであった事が確認できたこと |
A:大垣市F様 昭和48年新築木造2階建て住宅の耐震診断 |
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問題点 | 柱が傾き、床は鉛筆が転がるくらいで地震時に不安との相談 |
結果 | 《調査の結果》 ・柱の傾きが床から鴨居の間で3p ・床も目視で傾斜が確認できるほど ・接合部に金物が使用してない ・2階の隅柱が通し柱となっていないプランである ・西側が水路でありその方向へ地盤の不動沈下がある ・壁配置のバランスが悪く、1階の南西側が弱い 《評点結果》 5段階表示で最低の1(危険です)となってしまいました。 (大垣市の耐震診断補助金制度を利用しました) 補助金額 2万円 請負金額 3万円 100u以内 図面有り |
B:神戸町S様 昭和58年新築 鉄骨2階建て住宅の増築
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問題点 | 分家住宅から専用住宅へ開発許可申請の用途変更・ (市街化調整区域内・農業従事者にあらず) |
結果 | 1: 屋根、外壁を取り外し、鉄骨の骨組みを残して改装できないか
?(構造計算無し)
新耐震基準内の建築ではあるが、小規模建築という判断から構造計算がされていない。現行の構造計算基準では不可能と判断。 2: 開発許可申請・建築確認申請とも分家住宅の申請であり(申請者S様ではない)現状と合わないまま23年経過。将来のためにもS様名義で 開発許可の用途変更、もしくは取り直しができないか? 現在、岐阜県西濃建築事務所と打ち合わせ中です。 都市計画法 提案基準第2号(農家世帯の分家に伴う住宅等) もしくは提案基準第28号(建築物の用途変更等) で許可できないか検討中です。 |
イブキ作品例
2007年5月17日 耐震補強について講演を行いました
全建総連西濃ブロックの住宅デー学習会に講師として依頼を受け、パワーポイントによるスライドを交えながら約1時間
お話をさせてもらいました。参加者の皆さんは建設業に関係ある方々なので、耐震問題に対して熱心に静聴されていました。
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