上宝 笠ヶ岳(2898m) 抜戸岳(2813m)
主からの報告 2007/01/03

 紅葉の時期となりましたが、今回は、前回リタイヤしてしまったことを深く反省し、再度笠ヶ岳へ挑戦することにした。
夏場と同じ感覚で出発したので、なんと、真っ暗の中を歩くことになり、ヘッドライトデビューとなった。
真っ暗な山は、非常に怖い。が、LEDのヘッドライトが凄く明るく頼もしかった。
今回も登山口は、笠新道から。
7時半ごろになると、すっかり明るくなり、又、槍・穂高・乗鞍・御岳の山々が、浮かびあがり、ラッキーだった。

 笠新道を3時間ほど登ると、杓子平へと出る。ここからの笠ヶ岳(右よりピーク)・錫丈岳・抜戸岳の見晴らしが最高である。そして、紅葉とカールの美しさに見惚れてしまうほどである。


裏画像の右端のピークが、抜戸岳。
抜戸岳からのカールを登り右手方向に登山道を行くと、ピークがあり、抜戸岳に到着となる。槍ヶ岳をバックに記念撮影。そして、南方に聳える笠ヶ岳や北方の立山などここからの眺めは、最高であった。

 抜戸から笠ヶ岳までの稜線は、大変美しいのだが、思っていたより道のりが長そうである。のんびりとはしていられないので、抜戸岳を後にする。
笠ヶ岳までは、稜線にいくつものピークがあり、笠新道で、しっかり疲労した足には、相当堪える。このあたりの山の石は、板状のものが多く、これがとても歩きにくい。
笠ヶ岳山荘にやっとのおもいで到着できた。山頂は、山荘の南側から100mほど登る。
最後の力を振り絞り登り詰めると正面に祠がある。その周りには、風を防ぐかのように石が積まれている。




 三角点があるピークは、その南側にある。
やっと山頂到着である。記念撮影をして、昼食を取る。
山頂からの展望は、もう11時ということで、ガスの中。
一瞬、穂高の山が現れた程度である。

しかし、今回の登山では、穂高連峰や、立山などの展望が楽しめ、とても充実していたと思う。
笠ヶ岳の稜線からの眺めもなかなか良かった。



本日の記録
笠新道登山口  4時49分
杓子平       7時46分
抜戸岳       9時06分-09分
笠ヶ岳山荘    10時30分
笠ヶ岳山頂    10時49分−11時10分
杓子平       13時04分
笠新道登山口   14時53分


登山の足跡
(GoogleEathで表示)