久瀬 飯盛山(742.4m)
主からの報告 2007/01/03

 やっと待望の雪が降り、心そわそわ。昨シーズンの雪山に備え購入したワカンを早く試したい。。。
そんな気持ちで、揖斐にある飯盛山へ向かった。前日は、下界でも吹雪だったので、期待は、なを膨らむ。
飯盛山は、小島山の北側にある三角の山である。
以前にも登っているが(2005年3月21日)、超安全な山なので新雪でも不安は無い。
ワカンを試したいTさんと私。そして大先輩のHさんで登った。

 久瀬の村を抜け、林道へと入るが、前日の雪で、車では登りきれず、林道の入り口付近の広場に泊めた。
林道は、20センチほど新雪があり、冷え込んでいるせいか、さらさらでとても快適である。時折、枝から落ちる雪が朝日を受け、キラキラとひかり、良い雰囲気である。
東側には、先日登った塔ノ倉が、北には小津権現がある。残念ながら本日は、この辺りまでの山は確認できるが、冬の雲に覆われ霞んでいる。
1時間ほとで天狗の森公園駐車場に到着した。
ワカンが要りそうな雪の量ではないので、そのまま登山開始となった。

 駐車場から正面にある天狗の桜と言う大きな桜の木を右手に折れ、正面に現れる飯盛山を目指す。登山道は、整備されていて道を迷うことは無い。
どの辺りでワカンが要るのかと思いながら、時折、膝まで積もった雪の中を登っていく。
Tさんが切り込んでくれた踏み跡を一生懸命登り進んで行くうちに、山頂付近まで来てしまった。
残念ながらワカンの出番は無かった。

 1時間ほどで到着となった。幸いにも風もあまり無く、日差しに恵まれ、穏やかな山頂での休息となった。
山頂からは揖斐の町並みが望めるぐらいで、視界は、あまり良くない。(左の写真をクリック)
辺りを見渡すが記念撮影に良い看板が無いので、枝に括り付けられた小さな看板と一緒に記念撮影をした。
Tさんが入れてくれたコーヒーを頂く。雪の中で飲む温かいコーヒーは、格別である。
せっかくなので、Tさんと私は、ワカンを履いてみた。新雪へ入ってみたが、微妙な感触だった。もっと雪が無いと実感出来ないのであろう。すぐに外し、下山開始。

 雪の中を下るのは、なんと楽しいのでしょう。
登りの苦しみも無く、膝への衝撃も無く、すこぶる快調に下ることが出来た。正面にある小津権現を見ながらの下山で、あっという間に天狗の森公園駐車場に到着となった。
ここからは、林道なので、足元は、さらに良くなり、駆けるが如く快適に下る。
もう少し、積雪が欲しかったが、ワカンも履いてみたし、天候も良かったので、楽しく登れた。

本日の記録

天狗の森公園駐車場 10時02分
山頂            11時00分−11時45分
天狗の森公園駐車場 12時15分