主からの報告 2008/08/02
丹生川 乗鞍岳(3026m)

 雲上の楽園のうたい文句に誘われて、楽して登るのもいいじゃないかということで、バスツアーに参加した。朝6時発で、畳平には、11時ごろの到着となった。
駐車場には、沢山のバスと人人人。
駐車場から、すぐに下る歩道がありそこは、黄色と白のお花畑になっている。
沢山の人をかわしながら,剣ヶ峰へと向かう。乗鞍岳を覆う雲は無く山容を楽しむことができる。しかし、穂高などは、周辺の山々は、雲の中。

 案内に従い道なりに進んでいくと、乗鞍岳の最高点となる剣ヶ峰(一番左のピーク)が正面に現れる。
中腹の雪渓が涼やかである。スキーやボードを楽しむ姿も見える。
砂利道を少し進んでいくと、肩の小屋があり、ここからが剣ヶ峰への登山口となる。
登山道は、火山による大小の砂利となっていて、気をつけて登らないとズルルルルー。
沢山の人で渋滞し、思うようには進めない。すごい登りとなった。

 今回初めてのバスツアーによる楽チン登山で、良い体験ができた。少々時間の制約はあるが、のんびり楽しむときには、こんなバスツアーが良いのでは。



本日の記録
畳平駐車場  11時19分
肩の小屋    11時47分
蚕玉岳     12時19分
剣ヶ峰     12時32分−13時04分
富士見岳    14時13分
畳平駐車場  14時28分
魔王岳     14時58分
畳平駐車場  15時10分


蚕玉岳(コダマダケ) 2979m
富士見岳       2818m
魔王岳        2763m


 落ち着かないお昼も終わり、下山開始である。乗鞍岳には、いろいろな○○岳があるので、そこも登りましょうということで、富士見岳へと登った。登山道というより公園散策のような雰囲気となっている。
展望は、残念ながら雲中であり望めない。記念撮影をして、登りとは反対側へと下りる。
帰りの時間が気になるころとなった。後、1時間程でバスに戻らなければならないのである。
畳平駐車場に戻り、お花畑を散策しよう。
元気な人は、駐車場すぐ近くにある魔王岳へ登ろうと、計画した。
魔王岳組は、お花畑を走るように周遊し、すぐに魔王岳へと向かった。

長く階段が続き、とてもキツイ。先を行くIさんとTさんは、軽快に階段を駆け上がっていく。恐るべしIT時代である。
遅れて、Hさんと私が山頂に到着。膝がガクガクである。記念撮影をして、すぐに下山。バスの元へ急ぐ。
本日は、これで終了である。
帰り支度を済ませビールを一杯。バスの中で、出発を待つ。最後ペースが上がった為か、どっと疲れがきたような気がする。

 岩場を登りきると、社があり、順番を待って、手を合わせる。社の裏側へ回るとそこに、三角点が人ごみの中にあった。みんな揃っての記念撮影も当然順番て゛、人口密度の高い山頂である。
権現池が見える岩場で、昼食を取る。
正面には、大日岳や雪山岳が連なり、権現池を囲んでいる。綺麗な稜線を見せてくれる山である。

 登山道を登り切ったあたりにピークがある。剣ヶ峰の手前のピークで、蚕玉岳がある。
ここからは、権現池が眼下に現れる。雪渓と、青く神秘的な色となった池がとてもきれいである。
その池を右手に見ながら、鳥居の見える山頂へと進む。
沢山の人が往来しており、ここが3000メートルを超える山なのかと、違和感を感じる。

登山の足跡
(GoogleEathで表示)