主からの報告 2012/08/10-11

みんなに追いつき離され、やっと剣山荘に、到着した。預けてあった荷物をまとめ、9時すぎだが、ビールで、軽く捕食を取った。
遥かかなたの室堂までの帰路のスタートである。
剣御前小屋までの長い登りで、やはり付いては行けず、牛歩にて、やっと小屋に到着できた。
沢山の登山客が、この山奥の小屋に群がっている。
剣御前小屋からは、しばらく下りが続き、室堂近くのテント場は、順調に下山してきた。
途中、沢山の登山客が、すれ違い登っていった。連休を、剣岳へと計画する人たちなのだろう。

雄山(3003m)/大汝山(3015m)/剣岳(2999m)

 久しぶりの報告です。
念願の、立山・剣岳の登山が実現しました。(4名)
立山駅よりケーブルカーに乗り、さらにバスに乗って立山室堂に1時間程で、2400mの避暑地へと到着する。
8/10--8/11の予定で、初日は、雄山・大汝山から、縦走し、剣山荘へと向かった。
雄山には、小学生の団体が、沢山いて、登山道と山頂が、混雑していた。しかし、展望は、槍ヶ岳や、鹿島槍など、絶景で、とても楽しい登山の始まりであった。2時間も掛からず3003mへ登れてしまうのは、大変魅力である。

テント場から、室堂のバスターミナルまで、遊歩道が整備されていて、とても歩きやすいのだが、なにせ、疲労困憊の主にとっては、最後の試練で、観光客の方が、軽快に歩いている。また、追い抜かれる。。。
それでもめげず、みんなの待つバスターミナルへと到着した。
13時のバスに乗り込み、ほっとできた時間である。
温泉で、汗を流し、帰路につく。
長距離の運転、Iさん本当にご苦労様でした。
今回、初参加のYさん、恐怖をクリアーしたTさん、ご苦労様でした。

 相変わらず、我がペースでの登りで、みんなより遅れて山頂に到着した。石に囲まれた祠の背面が見えたときに、やっと、喜びが、感じられた、周りの登山客も楽しげな笑みで、記念撮影を撮り合っている。
この瞬間が、登山の一番の楽しみである。
あいにくガスが、懸かり、展望は、無いが、苦労して登ってきただけあり、主としては、大満足である。

最初の小屋 剣御前小屋に到着すると、剣岳が、奥の方に見える。
雄山・大汝山でも見られたカールした地形に残雪が、とても綺麗で、この小屋からも絶景である。

15分ほどで、下山開始。
下山もアップダウンの岩場が、続き、みんなに付いていくのは、一苦労である。
Tさん一番の難所、蟹のよこばいポイントもスムーズにクリアーし、順調に下っていく。振り返ると、剣岳が、朝日とガスの演出で、とても幻想的な山容を見せてくれる。

今回の記録
8/10
立山駅      8:17
室堂着      9:24
雄山山頂    10:58-11:15
大汝山頂    11:38-11:41
剣御前小屋  13:30-13:48
剣山荘着    14:36
剣山荘泊
8/11
剣山荘発    4:30
剣岳山頂    6:41-6:54
剣山荘着    8:53
剣山荘発    9:34
剣御前小屋  10:49
室堂着     12:28
室堂発     13:00
立山駅着    13:59


雄山で、お祓いをしてもらい、剣岳を正面に見ながら、大汝山へと向かう。20分ほどで、岩場の尖がりに登ると、大汝山(おおなんじやま)3015mに到着で、剣岳をバックに記念撮影が、楽しめる。
久しぶりの3000mで、主は、すでにフラフラ。みんなに付いていけず、我がペースでの登山となる。。。

 翌日。
AM4:30小屋を出発(ヘッドライトを点け)暗い登山道を、進む。
30分ほどで、ライトも不要となるが、あたりは、ガスが、乱れ懸かり下り坂の天気が、気掛かりである。
岩場を、のぼり進むと、蟹のたてばいポイントとなり、急な岩場を鎖につかまり必死で、クリアーしていく。
他にもいくつか鎖を必要とする岩場をクリアーして、やっと山頂の祠が見てて来る。

剣御前小屋より、本日宿泊の剣山荘へと向かう。残雪を見ながら、また、残雪を踏みしめながら、1時間ほど緩やかに下っていく。
残雪の下側に、赤い屋根の剣山荘が、見えてくる。その遥か奥には、剣岳も覗える。山荘から剣岳も結構な距離が感じられる。
美味しい夕食も十分に頂き、シャワーまで。。。さっぱりできたので、オリンピックを見ながら美酒を満喫し、明日への力とした。