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〒503-0653 岐阜県海津市海津町高須町932

高須別院二恩寺紹介

歴史

嘉永3年(1850年) 
安八・石津・海西三郡の90ヶ寺は十日講を作り、文政5年(1822)2月28日、第20代達如上人から名号と「御書」を頂いて103ヶ村を巡回教化してきた。こうした教化活動の中、高須藩主、松平摂津守義建公が、海津郡高須村に寺地を寄進し、桑名別院掛所として建立し、境内地を拡張し堂宇を整備した。
寺号は二恩寺と号されました。二恩寺とは「仏恩」と「世(俗)恩」を受けて成就したことから名付けられ、俗に高須御坊と称していた。
明治11年6月  
第21代巌如上人の時、桑名別院より独立し、高須別院二恩寺となりました。
明治24年10月28日
濃尾大震災により、堂宇全壊の甚大な被害を被りました。早速、復興に、着手し、木材等も集められたが、明治29年夏には、未曾有の大洪水により多くの人を失い、別院再建用の材木等、ことごとく流出致しました。
大正8年 
本堂再建工事が再開されました。基礎工事には近隣の村々を始め、広く西濃尾の各地から多くの人々が手弁当で奉公に汗をし、材木は養老山の小倉谷一帯から切り出し、小倉谷・揖斐川を流し、運搬されました。莫大な金額や苦難と戦いながら8年の歳月をかけ、大正15年に現在の本堂が地域教化の殿堂として完成されました。
この工事には2つの伝承があります。
1つは、莫大な負債整理に海津町札野の丹羽都奈治氏に格別のご尽力を賜ったこと。
2つは、毛仏の伝承です。本山再建の際の毛綱は有名ですが、高須別院にも当時の篤信の女性の髪の毛で作られたといわれる尊い「毛仏」が安置されています。
昭和34年2月28日 
庫裏建築工事に着工し、6月上棟式を行うも、9月24日、伊勢湾台風により鐘楼倒壊、樹木倒伏、本堂を始め建物の損壊も著しかったが、35年4月には修復されました。
昭和62年 
京都烏丸七条の高須別院財産を処分し、客殿・茶所・御殿・台所の設備を一つに備えた同朋会館建築した。
平成元年4月年
親鸞聖人誕生800年・立教開宗750年の法要を厳修。
古くから西濃尾は風水害や地震の地域が多く、郷民はその度に別院に難を逃れることが多く、人々は助命壇と呼ぶようになった。また、近郊の人々からは「ご坊さん」として親しまれている。

 



高須別院「十日講」

  当高須別院は、別院条例にもありますように「地域における教化の中心道場」であります。
 高須別院建立の以前は、安八・石津・海西郡の九十カ寺が十日講を作り「御名号」・「御書」を頂き、一〇三カ村を巡回教化してきた長い歴史があります。こうした教化活動の中から、嘉永三年(一八五〇)高須藩主松平義建が寺地を寄進し、桑名別院の掛所として堂宇を建立されました。
 『本願寺第八代蓮如上人の時代までは、毎月二十八日(親鸞聖人のご命日)と、二十五日(法然上人のご命日)に、蓮如上人以後は二十八日と本願寺歴代善知識のご命日の二回、それぞれ集まって信仰座談会を開き、お互い の心境などを話し合い、正しい信心のあり方を確かめてきました。それが『講』といわれるものです。
講の中で、最も盛大に勤められているのは報恩講です。年に一度は必ず勤める重要な行事であり、これは親鸞聖人の恩徳を報謝する仏事です。罪深い凡夫が、本願念仏によって救われる道を明らかにしていただいた親鸞聖人への御恩報謝のお勤めです。
 報恩講は年一度の特別な行事でありますが年一度では報恩の思いも、信心の喜びも忘れがちになりますので毎月両度のご命日を縁としてお講を結び、更には各地方で特別な組織を作り、何々講といって法義を相続してきたのであります。その代表的なものが十日講です。十日講が創設されたのは、文政五年二月二十八日本願寺第二十代達如上人の時代に、高須別院を中心とした海津郡(現海津市)一帯の百三箇村・九十箇寺という強力な組織のもとに、各字字が、毎月十日に開催し法義を相続した伝統の力の賜物といってよいのではないでしょうか。』 (「十日講について」より)
とありますように、この十日講を大切な仏法聴聞の場として、今後も、法義相続されていくことを願います。


高須別院「時の鐘」

食材イメージ

「時の鐘」とは江戸時代に入ってから盛んに造られた「時報」を目的とし鋳造された鐘である。高須藩の「時の鐘」は初代善行公の命により海津町高須の瑞応院に設置されたもので、作成者は、尾張藩の鋳物師頭の六代目水野太郎左衛門政良である。
善行公は宝永2年5月13日に、高須に入部しているが、この頃「時の鐘」の設置を命じたらしい。さて「時の鐘」は明治維新後に、瑞応院から二恩寺(高須別院)に移された。先の大戦においては、元和以降に造られた梵鐘の多くが供出されたなか、地元の努力により供出を免れ、今に残るのは大変貴重な事と思われる。


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高須別院 二恩寺

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