2000年7月9日(日)晴れ

蕎麦粒山(1296.7)

大谷林道西俣出合→林道終点→尾根取付

→1180メートル地点→山頂

1180メートル地点から蕎麦粒山

山頂から天狗山、権現山方面
国道303号線を木之本の方へ向かい、横山ダムを過ぎて、遊ランド坂内の案内板を右折し大谷林道にはいる。スキー場を過ぎて更に進み、橋を渡り堰堤を越えたあたりが西俣出合。そのあたりの広場に適当に車を停め、7時30分、歩き出す。奥に続く林道は途中崩落しており、見ると、崩落跡に沿うように踏み跡ができている。昨年暮れに五蛇池山へ来たときにはなかった踏み跡だ。急登だが登り切ると林道の上部に出る事ができ、崩落地点を越えて続く林道をだらだら歩くより時間が短縮された感じだ。更に林道をてくてく歩く。谷の流れが近づいてくると林道の終点で、そこからは細い踏み跡となり、谷の流れ沿いに歩く。やがて流れを渡ると蕎麦粒山登山道を示すパネルのある尾根取付となる。そこからは、這うようにして登る急登に次ぐ急登となる。時折、緩やかなところに出ると、五蛇池山や、子蕎麦粒山が見えるが、見晴らしも良くない。そんな道を一時間半も歩きやっと1180メートル地点の切り開きに出る。ここからは蕎麦粒山本峰も見え、風も涼しく、写真を撮りながらしばし休憩。そこから90°左に折れ一旦鞍部を下る。踏み跡はしっかりしているが、かなり藪がきつい。数年前に訪れた時とは比べものにならないほどだ。生い茂る笹をかき分け進むのはかなりの体力がいり疲れる。再び登り始めると灌木帯を急登する。やがて斜度が緩くなり、11時5分、頂上に出る。頂上は360°の眺め。これまでに登った山々や、いずれ登ってみたい山々のパノラマが広がる。その眺めを肴に乾杯。楽しい一時を過ごせた。帰りは、子蕎麦粒山経由で下りようと思ったが、子蕎麦粒山までの道は、藪また藪で生半可では歩けず途中で断念した。