養老山(養老)
859.3m
2005年6月25日(土) 晴れ 単独行  
季節は梅雨だというものの真夏のような天候が続く毎日。本日も好天が期待できそうだ。そんな中向かったのは養老山。前からやりたいと思っていた川原越えから小倉山までの縦走に挑んだ。
10:30まだできたての公園駐車場に車を置いていざ出発(^ ^)
川原越え自体に赴くのは3度目となる。津屋から続く東海自然歩道を歩くわけだがこれがなかなかくせ者。整備はされてはいるが途中の階段の急登には閉口させられる。下手な薮山の急登よりきついかも。特に今日は気温が高くて汗がアッと言う間に噴き出してくる。
11:16東海自然歩道の急登(>_<)
半分整備されているような荒れているような岐阜県側の自然歩道を登り切ると川原越えに出る。日陰のない峠は真夏のような日差しがさす。
11:55川原越え
川原越えから北へ向かい東屋を越え更に北に向かう踏み跡に入る。東屋から見た感じは本当に踏み跡のような道だがちょっと踏み入るとちゃんと整備された道になっている。こんなに整備されているとは思わなかったのでちょっとびっくり。涼しいときなら本当に気持ちよく歩けそうだ。
12:15整備された稜線上の道
起伏が少なく静かで穏やかな道は、ほぼ稜線上の東縁を辿るように続いている。右手側はスパッと切り落としたような斜面になっていてそれがずっと続く。こうして歩くと養老山脈が断層なのだということを改めて思い知らされる。このように巨大な断層はどのようにして隆起したのだろう。そんなことを考えている内に津屋避難小屋につく。
12:41津屋避難小屋…丈夫そうです
津屋避難小屋は雨戸が閉まっているが簡単に開けることができた。中はきれいにされている。10人位だったら楽に泊まれそうだ。ただ、周りは森なので夜空を眺めたりすることはちょっとできないかも。ここからしばらく行くと森から出て視界が開ける。しかし、本日は靄っていて遠くは見えない。空気が澄んでいればさぞかしすばらしい眺めだろう。
13:05晴れていれば好展望(^ ^;
視界が開けているのもわずかで道は再び森の中の道に変わる。そしてまた幾つかの起伏を越えて養老山三角点への登り口に辿り着く。そこから一登りで三角点広場だがここは見晴らしは期待できない。三角点を確認してそそくさと小倉山に向かう。
13:40養老山三角点
一歩きで見晴らしのよい小倉山に立つ。昼も大分過ぎたからか、それともこの暑さからか人はいない。と思ったら東屋の方には数人のグループが陣取っている。仕方がないので日差しが気になるが山頂広場で休憩ということにした。やがてグループが去ってからは東屋に移動して日差しを避け少しウトウトした。気持ちのよいひとときだった。
13:55〜16:00小倉山到着…夏のような日差し(^ ^)v
日が長いという安心感もあって十分休憩をとり養老の滝に向かって下山を開始した。養老の滝にはもう夕刻だというのに涼を求めて来る人が結構いた。それもそのはずで本日は今年最高の暑さだったようだ。養老駅から津屋までは時刻も丁度よかったので電車で戻り一日の山行を終えた。20年振りに乗った養老線はエアコンが付いておりちょっと感激した。
17:02養老の滝      17:55駐車場着