倉見(根尾)
926.8m
2005年11月26日(土) 晴れ 単独行  
雷倉の東側、うすずみ温泉の裏側にある倉見に行って来た。前から一度登ってみたいと思っていた山だ。先日、雷倉下山後、登り口を確認。本日、天気も良さそうなので挑戦することにした。登山口には水源かん養保安林の鉄柱に登山口を示す小さなパネルが付けてある。ここから目印のある踏み跡にはいる。朝方雨が降って濡れているようなので雨具を付けての行動となった。
9:50 登山口を出発。
踏み跡は急斜面をつづら折りに上っていく。恐らく植林作業道なのだろう。上部に行くと色付いた広葉樹が目を楽しませてくれる。やがて植林帯の中で主尾根の踏み跡に出会う。ここには登山口を見失わないようにたくさんの目印がしてある。
10:30 主尾根に出る
主尾根はしばらくは緩やかな登りで右手に植林、左手に広葉樹林をみながら進んでいく。広葉樹林は中腹では艶やかに色付いており美しい。やがて道は斜度を増してくる。時々植林帯の方に向かって踏み跡がついているが惑わされないで尾根筋を直登していく。上部に行くと踏み跡は落ち葉に埋もれ薄くなり、目印も錯綜している。基本は尾根筋を辿る事なので、見失わないよう気をつける。
10:40 中腹の紅葉
やがて、冬枯れした広葉樹林の窪地に出る。ここを右手側から越えて行く。ここから先、踏み跡は枯れ葉に完全に埋もれよくわからない。付けられている目印が頼りだが、明確な尾根筋だから迷うことはなさそうだ。
11:13 窪地を過ぎる
やがて冬枯れした木々に囲まれた平らかな三角点広場に出る。見晴らしはないが気持ちのよい山頂だ。登山道を少し戻ると岩岳が見える。樹林越しには何とか雷倉も見える。東側に気になる瘤があったのでそちらに行ってみた。ここも気持ちのよい樹林だった。
11:22 山頂到着
本日はよい山歩きができた。もっと薮が濃くて大変なのかと思っていたが意外と踏み跡もしっかりしており歩きやすかった。2時間近くいたが他に訪れる人はいなく静かな気持ちのよい時間を満喫した。帰りは、雨具を脱いで下った。そして下山後はうすずみ温泉で疲れを落とした。
13:17まで休憩。岩岳を望む。 14:10 下山完了m