白尾山(1612.5)


2006年3月5日 日曜日 (晴れ) 単独 


8:20  白尾スキー場リフト乗り場

:50  リフト最終地点

9:42  カワズ洞国有林看板

10:27〜12:05 白尾山山頂

12:56 リフト最終地点

13:12 リフト乗り場


天気予報では晴天と出ている。これはどこか山歩きに出掛けなければと前日から準備をし、早朝から奥美濃方面へと向かった。今回登るのは、前からショートスキーでいってみたかった白尾山である。

白尾山は、ガイドブックを見てもインターネットを見ても比較的登りやすく、しかもスキーでの山行が可能と出ている。登り口もスキー場なので下山ではゲレンデスキーも味わえる。山頂の展望もいいらしい。登る前からワクワクしてくる。

スキー場より白尾山

白鳥まで東海北陸道を走っていく。スキーヤー、ボーダーの車が多く所々渋滞になったがそれほど時間をとられることもなく進んでいく。

白鳥インターチェンジから白尾山スキー場まではそう遠くない。スキー場に着くとマイナーなスキー場とはいえさすがにこの好天で駐車場は半分以上埋まっている。その端っこの方に車を停め仕度をする。

リフト乗り場は駐車場より一段高いところにあり一登りしてリフト券売り場に並ぶ。思ったより人出が多い。

スキーを履いてリフトを乗り継ぎ最終地点に向かう。途中、リフトから振り返ると奥美濃の山々が見えその美しさにため息が出る。最終地点に着くと白尾山への道標がたっている。それに従って登山道に向かうと結構踏み跡が残っている。ガイド等には踏み跡がすぐ消えてしまうので印が必要だというようなことが書いてあったが本日はその必要もなさそうだ。

白尾山登山口

登山道の前半は痩せ尾根でスキーを履いての歩行はひかえた。下手に転んでまた肩を脱臼したら大変だ。しかし、しばらくすると徐々に尾根が広くなってくる。雪は十分締まっていて靴のまま登った方が早いかもしれないが折角持ってきているのでスキーを履いた。

踏み固まった跡をスキー歩行で辿るのは辛いところがある。しかし、尾根の広さからやむを得ないかなと進んでいく。山頂手前の最後の瘤辺りに至るとそこから先はかなり尾根が広くなる。そこからは踏み跡を離れて好きなところを進んでいけるようになる。尾根上は樹木も適度にまばらで緩やかな斜度と合わせて下山時の滑降が楽しみになる。

尾根は緩やかな登りが続き最後にやや急斜面がある。左手には白くのびた尾根が見られる。実は登っているときはここが最後の登りとは思っていなくてここを登ってもう一登りしたら山頂だと思っていた。それだけに登り切ったとき先に斜面がないのにちょっと唖然とした。

カワズ洞国有林看板

ともかく山頂に着いた。バンザイ!ここからは北西に白山の神々しい真白い姿が間近に眺めらる。こんなに間近にはっきりと白山を見たのは初めてなので感激だ。その他、野伏ヶ岳、御嶽、乗鞍などのメジャーな山々や、滝波、美濃平家、平家の三山などもはっきりと眺められる。

山頂には途中で追い越していった単独の方が荷物を下ろして休憩の仕度をしていた。その方にいろいろ話を聞き、これから登ろうと考えている野伏や毘沙門の情報を得ることができた。この方は岡崎の方で方々登っておられるようだ。前日には毘沙門に行って来たと言ってみえた。

単独の方が去り一人になった山頂で眼前にある1677m峰が妙に気になり始めた。ガイドによるとあそこまで登ってスキーで滑降してくることが可能らしい。どうしようか迷う。荷物をここにデポして向かえばそんなに大変な距離ではなさそうだ。
白尾山山頂

迷っている内に、賑やかな団体さんが登ってきた。その元気さに圧倒されてしまった。それとともに1667m峰への思いも醒めて下山することに決めて荷物をまとめシールをはずしたスキーを履いた。そして滑降を始めた。

滑り初めの急斜面は慣れてないこともありちょっと緊張してバランスを崩し途中こけてしまった。しかし、それより先は樹林の中を快適に滑っていく。まるで木々のトンネルをくぐり抜けていくようで気持ちいい。この視界を動画に残して後で見たらいい気分だろうなあと思うが今はビデオカメラもなくそれは叶わない。

広い尾根を順調に滑り抜けていってもっともっとそんな滑りを続けたいと思うがそれに反して尾根は徐々に狭くなり、横滑りを取り入れながら下っていかないと降りていけなくなる。さすがに半分を過ぎた辺りでスキーでの滑降を諦める。無理をして怪我(肩の脱臼)をしたら折角の楽しかった山歩きにけちを付けてしまう。そこからはスキーをザックに結ぶのも面倒なので肩に担いでリフト最終地点に向かう。

山頂より白山 すばらしい

リフト最終地点から再びスキーを履きゲレンデを滑り降りていく。ザラメ状になったいる雪面は普通のスキー板では重くて引っかかりそうだがショートスキーではそれほど重さを感じない。これは新しい発見だった。

ゲレンデは思いの外空いており朝の混雑は何だったのかなと思うくらいだった。しかし、こちらとしては快適に滑れていうことなし。順調に滑り降りてアッと言う間にリフト乗り場に着く。

下山後はしろとり温泉「美人の湯」に浸かって疲れを落とす。露天風呂からまだまだ晴れている青空を見ながら今日の山登りを反芻し、次の山登りへ思いを馳せた。