御嶽山


2008年4月12日(土) 御嶽山・剣ヶ峰  単独  山スキー


8:00 おんたけスキー場 → 8:50 田の原鳥居 → 9:35 8合目付近 →
11:00 王滝山頂 → 11:40〜55 剣ヶ峰 →
12:20〜13:20 王滝山頂 → 14:00 田の原鳥居


大垣から100キロの中津川ICを降りて桜咲く木曽路を約一時間半。
おんたけスキー場から見る御嶽山は山頂まではっきり見える。
雪は豊富のようだ。
モチベーションがあがる。



準備を終えてリフト券を購入。
ゴンドラは動いていないようだ。
運行開始とともにリフトに乗ったが
次の乗り継ぎのリフトは動くまでに時間があるとのこと。
聞けばあと30分は動かないらしい。
時間がもったいない。
ゲレンデをシールで登り始めた。



登り始めて10分も経たない内にリフトが動き出した。
くそ!騙された!
汗をかきかき斜面を登っていく。
その横をリフトに乗ったスキーヤーが涼しい顔で追い越していく。



ゲレンデ山頂に行くまでにリフトを3本乗り継がなければならない。
やっとの事で最後のリフト乗り場に到着。
しかし、ここもまだ運行開始していないとのこと。
どうなってるんだ!
しかし感情にまかせてまた歩き始めたらさっきと同じ目に遭いそうなので
今度は運行開始まで待つことに。



待つこと数分。
運行開始。
よかったよかった。



山頂からは三笠山の右を巻く林道を滑り降りて田の原へ。
他に数名の山スキーヤーが田の原に向かった。



鳥居をくぐって田の原を真っ直ぐ通り抜ける樹林の切り開きを進む。
他のスキーヤーはここでシールを貼っていて
すでにシールを貼っていた僕は先頭ということになった。



本日のトレースらしいものは壺足のものが一つ。
スキーのものはない。



斜度が出てくると樹林の切り開きも怪しくなり適当に進む。
雪面は風紋のためかがたがたでここを滑るのは苦労しそうだ。



尾根が細くなってくると目の前に無木立の大斜面が迫ってくる。
右手の尾根の上には8合目の祠が見える。



祠に立ち寄るとちょっと遠回りのようなので斜面をトラバース気味に進み
真っ直ぐ王滝山頂を目指すことにして少し休憩。



休憩していると先ほどリフト待ちの間に話していた方が追いついてきた。
ぜひとも山頂まで行きたいと言ってみえた。
僕より年配の方だがすごいな。



上部に見える岩などを目標にして斜面を進んでいく。
後からは先ほどの方も含めて3人ほど。
しかし、そのうち付いてくるのは先ほどの方だけに。
どこに行っちゃったんだろう。



9合目付近になると斜度が増してくる。
慎重にキックターンをして進んでいく。
ここからは夏道に沿った方が良さそうな感じだ。
9合目の祠に寄ってみたがちょっと恐い感じだった。



先ほどの方は左手の小尾根を進んでいる。
かなりの急登に見える。
しばらくするとスキーを外して何やらしてみえる。
スキーアイゼンをつけているのだろう。



夏道に沿ったのは正解だったようだ。
あまり難しいところもなく王滝山頂につく。



祠の脇を通って山頂の反対側に出ると左手からすごい音。
噴気口があるようで盛んに水蒸気を立ち上げている。
風に乗って硫黄の匂いがする。
硫黄の匂いはちょっと苦手だ。



モニュメントの立つ鞍部を越えて剣ヶ峰に向かう。
少し登ったところでスキーと荷物をデポ。
アイゼンを履いた。



思っていたより雪が柔らかい。
アイゼンもいらないくらいだ。
スキーで登ってもよかったかもしれない。



急斜面をキックステップで登っていると登山者が降りてきた。
先行していた壺足の方だ。
女性だった。
聞けばスキーを着けていないとリフトには乗れず、
駐車場から歩いて登ってきたとのこと。
かなり大変だったらしい。



急斜面を一登り。
いよいよ剣ヶ峰山頂!
やったー!



昨年はSHIGEKIさんとおんたけロープウェイから登ったが
剣ヶ峰山頂手前で引き返した。
だから今回はぜひとも山頂にと思っていたがなんとか達成。
乗鞍や白山など、360°の眺めが迎えてくれた。



ほぼ同時にスキーヤーの方がスキーを履いたまま登ってこられた。
すごいですね!というと今日は雪がいいです、との返事。
ロープウェイからは何度か登っているがこんな事は初めてと言ってみえた。



15分ほどで山頂を後にしデポした荷物とスキーを拾って王滝山頂に。
祠の裏の所に場所を決めて昼休憩。
剣ヶ峰と青空の下に広がる峰々に乾杯!



休憩中登って来たのはフリートレックをザックにくくりつけた
写真メインらしい青年一人。
実に静かな時間だった。



しかし、後続の人達はどうしたのだろう。
剣ヶ峰まで行ったのは僕一人のようだ。



休憩を終えていよいよ滑降へ。
まずは急斜面を一段降りる。
そして広大な斜面を覗くとシュプールが一つ、二つ。
そうか、みなさんここから滑っていったんだ。



さてどこを滑ろうか。
右手の小尾根はすでにシュプールが。
更に下を見るとその尾根を登ってくる人がいる。
これは滑るわけにはいかない。
でその尾根左手のノートラックの沢にドロップ。



雨の流れた跡が幾筋も付いているが雪が適度に緩んでいて気にならない。
気持ちよく滑り落ちていく。



9合目より下でも登山者を避けてこれもノートラックの沢を滑る。
しかし、この時間から登ってくる人が多いなあ。



高度を下げると雪も重さを増してきて足を取られがちになり
滑りも慎重にならざるをえない。
それでも十分楽しい。



大斜面を滑り終えて樹林帯の尾根に。
ここは樹林の間隔も狭く、雪面もがたがたで滑りにくい。
それでもなんとか滑りきって田の原の平原に。
シールを貼らないといけないかと思っていたがなんとか滑り抜けた。



鳥居の所まで来ると三笠山の林道に人溜まりが。
見るとみんな御嶽の斜面を見ている。
そこに付いているシュプールを見ているようだ。
なんだかそこを通るのが恥ずかしいなあと思いながら近づいていくと
ボーダーのさわやかな青年が話しかけてきた。



やはりシュプールが気になっていたようだ。
山頂まで行って滑ってきたというと
爽快でしょう、と羨ましげだった。



後はゲレンデを滑って駐車場へ。
ゲレンデは重雪、ギタギタで滑りにくかった。



帰りのお風呂はナビで検索した棧温泉。
木曽川べりにたつ鄙びた感じの温泉で良い感じだった。
ちなみに露天風呂は混浴でした。
誰もいなかったけど。