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なぜ! 作:レモン
なぜ、あなたは泣かないの? 本当は、おもいきり泣きたいはずなのに なぜ、あなたは泣かないの? 男が泣くことは恥ずかしいと思っているから? 大丈夫、男だって泣いていいんだよ 男だって、女だって同じ人間だもの だから、お願い あなたが壊れて粉々にならないうちに 私はいつだって両手を開き、あなたを抱きしめる準備はできているから |
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坂の下の喫茶店 作:レモン
学生時代に行った、坂の下の喫茶店 今でもたくさんのドラマを作り出しているのだろうか 二人で出掛けると必ずといっていいほど立ち寄った坂の下の喫茶店 時には笑い、時には見つめあい、時には夢を語りあった坂の下の喫茶店 もし私が今あの場所で彼を待ったなら 映画のワンシーンのようにドアを開き彼が入ってくる確率はいったい何パーセントだろうか 奇跡が起こるのは稀なことだけれど でも奇跡というものは、0パーセントではないのだから こんな思いにふけるのはきっと、深まる秋のせいなのかも…… |
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お願い! 作:蛍火
お願いだから 言わないで! 私を好きだって 言わないで!
お願いだから 夢に出てきて、 優しく 抱いてくれないで!
お願いだから ほっといて! 泣かない私が 戻るまで。 あなたを忘れる その日まで。
お願いだから、あっちに行って! そばに来ないで!ほっといて! オ ネ ガ イ だ か ら ・・・ |
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夕焼けの幻想 作:蛍火
夕焼け空は 寂しい。 涙を流すほどではないにしても、 物悲しい思い出に 包まれる。 たどってきた道が つらかったから? 裏切られ 踏みつけられたままだから? 愚かだった私を 思い出す時だから? 18才でこの世を去ったあの人を 思い出すから? 消える事のない 傷。 深い哀しみの 傷。 その背負った重さが、 私を押しつぶす。 いつでも どこでも どんな時でも、 夕焼けの空は 寂しい。 |
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蛍の舞う夜 作:蛍火
なぜかユカタを着てみたい。 なぜかホタルの舞う夜は、 なぜか二人で歩きたい。 なぜかホタルの舞う夜は、 なにも話は したくない。 つないだ手と手の温もりが、 心のすべてを話してる。 抱かれたままの髪の毛に、 キラリと一匹光ってた。 |
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失ったもの 作:蛍火
何故そんなに 突っ張るんです? 何があなたを そうさせるんです? もっと素直に もっと正直に、 ご自分を いたわったら いいでしょうに、・・・ 悲しい時は ワッと泣いて、 嬉しい時は 大声で笑って、 心を開いて 楽しもうじゃありませんか! この世の中って そんなに深刻がっても、 何も変わらないのです。 確かに、 暗い 嫌な事ばかりが 沢山あります。 でも だからって、 ご自分の 素直な心まで 失ってしまったたら、 後に 何が残るんです? かって私達は、 みんな誰でも 素直な 明るい 子供でした。 あの素直さや 明るさは、 一体 何処に 消えてしまったのでしょう? 数々の シガラミに縛られて、 失ったものは 大きかった。 今こそ それを 取り戻す努力を すべき時なのです。 生きていて 良かった と思えるように、 素直な 明るい心になって、 すべてを 見直しましょう。 明日のために、 未来を 夢見るために、・・・ |
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連鎖の輪 作:蛍火
終わりは ないのです。 終わった恋は、新しい 恋の出会いの始まりで、 終わった恋の亡骸(なきがら)は、 涙と一緒に 埋めましょう。 古い昔のアルバムに、 閉じ込めたまま 忘れましょう。 今はただ、 背筋伸ばして 胸張って、 さあ、歩き出すのです。 新しい恋を探して 歩きましょう。 終わりは 始めの第一歩。 終わりがあって 始まって、 始まった事は 又終わる。 すべては巡(めぐ)っているのです。 夕陽が沈んだその時に、 暗い夜が やって来て、 悲しい想いをさせますが、 やがては 明るい朝が来て、 楽しい事があるのです。 すべては巡っているのです。 大きな一つの連鎖の輪(れんさのわ)。 果てなく続く 連鎖の輪。 だから今、 新しい一歩 踏み出せば、 すべてが変わってくるでしょう。 明日を夢見て 歩きましょう。 明日に向かって 歩きましょう。 それが貴女の生命(いのち)です。 それが貴女の運命(さだめ)です。 |
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眠れない夜 作:蛍火
あの人 この人 好きな人、 みんな さよなら言ったのに、 あの山 この河 好きな海、 みんな おやすみ言ったのに、 なぜか 今夜は 眠れない。 なぜ ナゼ 何故って 疑問符が、 頭の中を 駆け巡り、 羊百匹 かぞえても、 すぐに 画面が入れ替わり、 ため息ばかり ついていて、 なぜか 今夜は 眠れない。 あの人 どうしているかしら? 眠って 夢見て うなされて、 私を抱いて 言うかしら? 死ぬほど好き!って 言うかしら? 熱い吐息(といき)に 酔いながら、 夢見る心地(ここち)に なりながら、 私もあなたを 愛してる! 何故か 今夜は眠れない。 眠りたくない 夜もある。 何故か 今夜は眠らない! |
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愛するって 作:蛍火
親を愛し、家族を愛し、 花を愛し、動物を愛し、 この世のすべてのものを愛して、 それでもまだ、人を愛したい。 鬼子母神様は、百人の子を愛し、 百通りの愛を、受けました。 愛に限りがあるのでしょうか? 愛に偽りがあるのでしょうか? たとえ片思いの、報われない愛でも、 たとえ夢の中の、実りのない愛でも、 いつまでも 愛していたい。 いつまでも 想っていたい。 ただ一つの 生命なのです。 たった一度の 人生なのです。 |
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幸せのアルペジオ 作:あさなゆうな
聞きなれたアルペジオを背に 夕暮れの台所に立つ (うまいものだわ) なぜか今日はしみじみと思う あなたの人生の傍らにいつもいた 私より、ずっとあなたの気持ちを知ってるギターが こんなに明るい音をたてているなんて 私 少しうぬぼれてもいいのかしら? |
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無題 作:tooru
秋に降る雨だから、秋雨(あきさめ)? そう言ってしまえば身も蓋もない話だがそう言われても釈然とはしない何かが残る。 夏に降る雨だからって、夏雨(なつさめ)とはいわないとものね。 理由ともいえない理由でお茶を濁す結果に終わるわけだけど、 「それでも秋雨は、「秋に降る雨」と同じじゃない。」と独り言。 傘をさして、しとしとと降る秋雨の中を歩く。 男性の傘の色は概ね暗めの落ち着いた色調。 暗めの色調のビルとアスファルトの風景と相まって、光量不足のモノクロ写真の中に迷い込んだ気分になる。 秋雨には、色を奪い取る呪力でもあるのだろうか? 秋雨がただの秋に降る雨と違って思えるのはこの呪力が、ある故か等と思いを巡らせていると その呪縛を解くようにモノクロの視界を色彩が横切る。 女性の傘の鮮やかな色が、単調な色の男物の傘の流れを切り裂いて行く。 秋雨の中で、薄墨の色に沈む山の一点に燃えるように色づく紅葉を見るようだ。 秋雨にもし呪力が有るとしたらそれは、色を奪うのではなく、不要な色を洗い落とし見るべき 色のみを洗い出す力なのかもしれないね。 そんな不思議な雨だもの、「秋雨」が秋に降る雨というただそれだけのものであるはずはない。 妙に得心した、秋の朝だった。 |
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無題 作:tooru
久々のお天道さん、いいお天気で心地のいい朝。 少し肌寒い朝の、この凛とした空気に身が締まるね。 日毎に深まる秋の日々かな。 雨の名残もなく、一転いいお天気に。 昨日の昼からは、カラッと晴れて黄昏時に、吹く風爽やかで秋の風だね。 コンクリートに固められたわずかな土の上で生きる街路樹とても窮屈で、かわいそうに思った 汚れた空気の中で木々がかすんで見えた。 けれど、いつもそこにいて風と一緒に・・。 季節の便りを運んでくれる春には、白とピンク色に染まった桜が舞い夏は・・ 青々とした葉の間から木漏れ日が降りそそぎ 秋は木の葉の絨毯をいて夕暮れの紅葉を彩り冬は、白い綿帽子をかぶって 通りゆく季節を告げながら街の風景を楽しませてくれるたとえ厳しい環境の中に あってもいつも変わらずこの都会に静かに自然の恵みを与えつづけてくれるんだね。 |
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無題 作:tooru
月も変わって、十月は神無月。 月日の経つのはほんと早い。 お正月から節分端午の節句に、祇園さんに天神さん、お盆が過ぎたかと思いきや、9月に入り、もう10月。 カレンダーも、後残り3枚となってしまった。 暑かった今年の夏もようやく終りを告げ朝夕心地よい冷気が窓から入り込んでくる。 身も心もひき締る季節の到来だね。 夏を表わす青い海と空、そして白い雲は躍動感にあふれ、快適な薄着も活動的でよいのだが、 秋を表わす大地の色、収穫の色、紅葉の色、そして少し厚手の衣服に変わる様をながめていると、 豊かな地球、そして人々と一緒に生きていることに嬉しくなる。 久々のお天道さん、いいお天気で心地のいい朝。 少し肌寒い朝の、この凛とした空気に身が締まるね。 日毎に深まる秋の日々かな。 雨の名残もなく、一転いいお天気に。 昨日の昼からは、カラッと晴れて黄昏時に、吹く風爽やかで秋の風だよ。 |
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無題 作:tooru
雨上がりの空に夕焼けが映え、風にたなびく雲が 美しいたわわに実った黄金色の稲穂の絨毯が秋風にそよぐ 畔には真っ赤な彼岸花。 家路を急ぐ車の中から、目に飛び込んできた あまりにも 調和の取れたコントラストであった。 一つ一つをとっても十二分に美しい なのにそれらは決して自分を主張するのではなく お互いが絶妙のバランスで周りをさり気なく 引き立てているように見える 自然から教えられ、もう一度見ることが出来ない その風景を 心に焼き付けたよ。 |
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無題 作:tooru
人生で自分の願いどおりに物事が進むことは少なく、 ある時は失意の底に沈むこともあるね。 そんな時、雄大な自然と悠久な時の流れの中に 生きる自分自身の存在にふと気づかされ 自分の次元であれこれ考えているうちに 大きな時の流れに乗り遅れてしまうという思いに 駆られることがある。 自然は・・そして時間は直接、人と対話することはない。 けれどその存在感は人に多くのことを考えさせ 悟らせる偉大なる力が備わっているよ。 人はなぜ大自然に圧倒され・・ 時の流れを振り返るのか? 人が人としてより良く生きるための宇宙の 仕掛けがそこには潜んでいるように思える。 |
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無題 作:tooru
朝の日差しに、熱が感じることが無くなりました。 吹く風に秋を感じながら、朝の散歩で、鈴掛の葉が歩道に落とす影の輪郭もぼんやりぼやけて。 今年の夏は・・暑かったなぁと、想いでとして話される頃となりました。 広告の張られた街灯の柱に朝顔が巻き付き花を咲かせていました。 夏の花、朝顔が、夏が思い出の中に去ってゆく頃に咲いている。 鉢に巻かれた種がこぼれでもしたのか?アスファルトのわずかな隙間から生えだした朝顔だった。 人の手で世話をされた朝顔より、生きていくのは難しかったのだろうか。 鉢植えの仲間に大分遅れて花を咲かせている。 仲間より、難しい環境で生きて来た苦労の代わりに、好きなときに花を咲かせる自由を得たかのように、 意気揚々と咲いている。 元々朝顔は短日植物だそうだ。 とすれば日が短くなったこの時期に花をつける方が自然なのかもしれない。 人のために、人の時間にあわせて花をつける朝顔、人の手を離れて自分の時間に花を咲かせる朝顔、 それぞれの花にそれぞれの時機があるのだろう。 鉢植えの仲間の姿を消した街で、遅れてきた朝顔の花が咲いている。 これが自然なのかなぁ? |